幼児教室に通う時期別のメリット
幼児教室に通う時期別のメリット
4歳は幼稚園年少に該当する年齢で、排せつのタイミングが完全に分かるようになったり、衣類の着脱もお子さま自身でできるようになり、少しずつママもお世話が楽になっていきます。また、決められたルールや役割を守るようになり、お友達と協力し合って遊ぶことができるようになっていきます。
言葉の習得も格段に進み、お子さま自身が思っている気持ちや体験したことを言葉で自由に話せるようになります。この貴重な時期に、幼児教室で多くの人と会話することや、お話を聞いてもらえる喜びの経験をたくさん積み上げることにより、自分自身を表見することの楽しさを学ぶことができます。
学習面でも1から10程度の簡単な数の増減やお絵描きなどの制作も上達する時期なので、幼児教室を通じて知ることの喜びを感じながらしっかりとした学習の基本中の基本を学ぶことが重要です。
自己と他者の気持ちの違いなどをこれから学ぶ年齢なので、集団になかなかなじめなかったりお友達とうまくかかわりにくいこともある年齢ですが、まず自分の気持ちを大切にすることで、だんだん人の気持ちを大切にできるよう学習していきます。
詰め込み教育の全肯定は時期尚早
子どもの発達は人それぞれ違いますし、体の発達も人によって全く違います。この年齢の子どもはこうだからこれくらいできないとおかしいということは一概に言えないですし、言ってはいけないわけです。幼児教室の中には0歳児からみっちりと教育を仕込むのを方針としているところもあるようですが、それがすべてのお子さんの発達にいい効果をもたらすとは言い切れません。
大人がこうしたらいいという考え以上に、お子さんの発達段階と実際の発達の様子を見ながらできることをしていくのが一番望ましいというのが昨今保育や教育に携わる人たちの間からは言われています。5歳くらいの時期は発達段階としては、コミュニケーションがこれまで以上にできるようになる年頃だと言われています。幼稚園や保育園でお友達とコミュニケーションを取ったり、文字に興味を持ち始めるのもこの時期です。幼児教室に通わせるのであれば、お子さんの言語能力を伸ばしてくれるような教室、またお子さんが自分から興味を持ったことを伸ばしてくれるようなところに通わせてあげると、お子さんにとっても無理なく通うことができると思います。